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聖子さん日記2000

 

2000年12月24日(日)

 今日は実家で療養中の妻に会いにいった。出かける途中、カーステレオからWishが流れてきた。とても切ない気分。夫婦なのにたまにしか会えないのが悲しい。Wishにこめられた本当の心が、なにかわかったような気がした。

 みなさんは、どんなクリスマスイブを過ごされましたか。Wishが心にしみるようなクリスマスイブでしたか。

 

2000年12月10日(日)

 聖子さんのことで、一番心配なのが、お金のこと。活動停止した状態で、収入がなくて困っているのではないのだろうか。聖子さんの実家はなんとなく裕福な感じがするが、ご両親もお年を召していることだろうし。

 なにかアルバイトでもしているのかなあ。

 

2000年11月26日(日)

 最近、気が重い。しばらく更新もできてなかった。

 今日は中古CD屋さんに行ってCDを3枚買ってきた。ブリリアントグリーン、西脇唯、辛島美登里。これからじっくり聴いてみよう。

 今週は五島良子さんが名古屋に来るのだが、行けるかどうか未定。レコード会社を移籍した後の歌はほとんど知らないし、それに仕事は忙しそうだし、困ったなあ。

 それにつけても聖子さんは何をしているんだろう。近いうちにまたファンレターを送って励ましてあげたい。でもあんまり励ますと、かえって聖子さんの気が重くなるかも知れないし、気を使うところだ。

 むかしから、いつか聖子さんが引退するときは、きちんと引退記念ライブを開いてほしいと思っていた。夢にも見たことがある。でも聖子さん本人は、まだまだやる気がありそうだし、無駄な考えというものだろう。

 

2000年11月4日(木)

 辛島美登里さんのコンサートにいってきた。鈴木祥子さん以来、数ヶ月振りのライブ参加だ。辛島さんに関しては、CDも持っていないし、今回が初めてのライブ。

 なんとなく線の細い人かと思っていたが、太ってはいないものの福々しい感じの人だった。歌もとても力強い印象。すこし頭がしびれた。(これは、いい曲を聴いたときの私の持病)

 会場が「タウンホールとみか」という田舎にある500人くらい収容のところで、雰囲気がよかった。田んぼのなかに突然コンサートホールが姿をあらわすといった感じ。街の喧騒からはなれていて、リゾートでのライブの雰囲気に少し近い。

 ほんとは、もちろん聖子さんのライブに行きたいのだけれども、それまでは近所に来る歌姫たちの歌をきいて我慢しよう。

 次に行くのは近藤名奈さんの名古屋公演かな(実現するのか?)

 

2000年11月2日(木)

 うろ覚えなので、まちがっていたら教えてほしいのですが、むかし聖子さんのバンダナってありましたよね。白地に青い色で聖子さんのサインとオープンハートが描かれていたやつ。私は、ライブの時は、いつもそのバンダナを巻いていたような気がする。

 時が経つとともに、だんだん聖子さんの記憶が薄れてゆく。こんなことも、現実か妄想か区別がつかなくなってきた。

 

2000年10月31日(火)

 SEASONを聞いていたら、音とびが発生して聞けなくなっていた。また買い替えなければ。これで二回目。いままで2枚のSEASONを聞きつぶしたことになる。私のCDの扱いはいいかげんだ。聖子さんの歌を愛する者として、もっと大切にしなければ。

 なにげなくNHKの歌番組をみていたら、テレサ・テンの「時の流れに身を任せ」を八代亜紀がうたっていて、とても感激した。オリジナルの歌手が亡くなっても、名曲はいつまでも人々の心に残り歌いつがれてゆく。

 もし、このまま聖子さんの歌声が聞こえなくなってしまっても、いつまでもファンの心の中に残って消えることはないだろう。でも、やっぱり聖子さん自身が、自分の曲を歌い継いでいってほしいものだ。

 

2000年10月29日(日)

 みなさんは聖子さんの髪型のうち、どれが一番好きなのだろうか。私は、「SEASON」のころ、「空にキスをするように」のころの髪型が一番気に入っている。

 聖子さんのアフロヘアをはじめてみたのは93年の秋の学園祭のとき。いきなり生で見てしまったので、ショックが大きかった。あれはやめてほしかったと今でも思っている。

 「空にキスをするように」のジャケットはストレートヘアなのに、ビデオクリップは、アフロヘアというちぐはぐさ。プロの歌手なのだから、本来は、こういうことは許されないはず。マネージャーの人も事前にもっときっちり聖子さんを指導してほしかったと思う。

 聖子さんの存在が、一般音楽ファンにも、ある程度認識されて、人気が盛り上がっていたあの時期に、突然イメージチェンジしてしまったことは、聖子さんにとってマイナスであったと思う。本当につまらないことで、イメージをこわしてしまった。私は、それがすごく残念だ。

 

2000年10月23日(月)

 聖子さんから残暑見舞いが配られて、早2ヶ月。あれからずっと、何かしら満たされた気分。聖子さんに対する飢餓感は、わいてこない。他のファンのみんなは、どんな感じなのだろうか。

 毎日、聖子さんの歌を聴いている。聖子さんのライブが開催される日をいつも夢見ている。はやく聖子さんのために会社を休んで、東京まで駆けつけたいと思っている。

 それでも、やっぱり何か満たされた気分。早くみんなに会いたいという聖子さんの気持ちを信じているからだろうか。

 

2000年10月11日(水)

 このあいだ、AMONのサイトを見ていたら、同じアモン所属の石嶺聡子さんが、「リゾナーレ小淵沢」というリゾートホテルでライブを開催したという情報が載っていた。

 いいですねえ。リゾートホテルで宿泊客を相手にライブなんて。ファンの人ばかりのライブとはひと味違ったものになることだろう。いまの聖子さんなら、どんな年齢層のお客さんにも対応できる曲が歌えるはず。でも、本当に参加したらお金がかかりそうだ。

いつかどこかで、聖子さんが、リゾートホテルでライブを開催したという情報も目にしたこともあるが、はっきりとは覚えていない。

 

2000年10月7日(土)

 最近、気が重くて、ずっと日記が書けなかった。精神衛生にも気をつけているのだが、こういうときもある。

 この夏は、「夏祭り」とか、「Zoo」とか、自分が若かったころの曲がヒットしてショックだった。今ごろヒットしたということは、オリジナルの曲を知らない世代が多数派になったのだろうか。それとも、オリジナルを知っている人が買ってゆくのだろうか。その辺の事情はよくわからない。

 聖子さんが、つぎに曲をリリースするときは、どんな曲になるのだろう。曲をたくさん作っているという話だから、カバー曲というわけじゃないだろう。

 

2000年9月11日(月)

 昨日から、ずっと「空にキスをするように」ばかり聴いていた。理由はわからないけれど、この曲の何かが胸に引っかかって、聴きつづけていた。

 今夜は名古屋は大雨。電車が止まったりして、まさに「星のいない週末」の状況だ。でも今日は月曜日。週末の開放感がないので、ちょっと合わない感じ。

 子供たちをお風呂に入れおわると、やっと仕事と家事から解放された。ラジカセのスイッチを入れると「星降る夜に」が聴こえてきた。とても心が落ち着いた。

 結局、今日という日に、一番ふさわしい曲は何だったのだろう。

 聖子さんへの思いの何分の1しか文章にできないのが、歯がゆい。

 

2000年8月31日(木)

  聖子さんから、残暑見舞いが配られて、気がぬけてしまった。いままで、聖子さんのことが心配で心配でどうしようもなかったけれど、ちょっと安心して、現在、放心状態。何もする気がしなくなってしまった。そろそろ仕事も忙しくなってきたことだし。

 このまま、何もしなくても、半年くらい経てば、きっとCDが出たり、ライブが開催されたりするのだろうか。そうだったらいいな。

 私も、いままで、焦り気味にホームページを運営してきたが、もう少し気を楽にして、やってこうと思っている。

  

2000年8月24日(木)

 先週、娘に「人魚姫」の絵本を読み聞かせていたら、最後に人魚姫が泡になって海に消えて行く場面にきて、はっと気がついたことがあった。そうだ。「Almost Blue」で、「泡のように消え」たり、「光る海になっ」たりするのは、「人魚姫」を題材にしているのだ。初めて気がついた。(みなさん、気づいてましたか。みんな、そんなの当たり前だと思っていたりして)

 豹悟郎さんのHPでうりぼうさんが言っているように、「Almost Blue」は、聖子さんが、お父さんの描いた海の絵から発想して、作った曲らしい。深い海の印象がよく出ていると思ったら、それは人間界から離れた人魚の世界だったのだ。

 人魚姫のイメージをとり入れることによって、恋人と決して結ばれない運命、いつか離れ離れになって、違う世界に去って行かねばならない運命が、くっきり浮かびあがってくるように思う。

 また、曲の感想集を書き直しておこう。

 

2000年8月22日(火)

 それにしても聖子さんからの葉書の文面の元気そうなこと。聖子さんが、人前で弱音を吐いているのを聞いたことがない。時々弱気になったそぶりを見せることはあるけれど、口に出すことはない。

 どうして、あんなに元気でいられるのだろう。あれだけ切ない歌を聴かせることのできる聖子さんが、ただのノーテンキであるはずがない。きっと、困難に耐えてゆける強い心の持ち主に違いない。聖子さんの元気そうな姿は、私たちにとって、とても説得力のある励ましだ。

 私も聖子さんのような強い心の持ち主になってみたい。

 

2000年8月21日(月)

 聖子さんから、残暑見舞いが配られたのは、本当にうれしい話だ。文面からは、聖子さんの歌いたい気持ちが伝わってくる。聖子さんが歌に対する情熱を持ちつづけていることが確認できて、胸の中でもやもやしていた気持ちが少し晴れた。聖子さんのやる気さえあれば、全ての困難はひとつひとつ解決してゆくことだろう。

 本当なら「佐藤聖子復活の狼煙」とでも言いたいところだが、MLでみんなが言っているとおり、復活にはまだ当分時間がかかるだろう。それでも、ファンである私たちは復活への確信を持つことができた。聖子さん、スタッフのみなさん、本当にありがとう。

かなえられる 約束を抱いて 逢える時間を 大事に待ってた (光る空につつまれて)  

2000年8月20日(日)

 しばらく日記をサボっていた。

 今週、元ファンクラブのメンバーには、聖子さんの残暑見舞のはがきが届いたそうだ。私はもう4年くらい前にファンクラブをやめてしまったので、私のもとには届かない。残念だ。なんで、自分はファンクラブをやめてしまったのだろうか。いくら妻の態度が厳しくても、なんとかなったはずなのに。

 ファンクラブをやめてしまった理由としては、妻が反対していたという理由以外に、結婚した以上は、大人のファンでありたいという気持ちが強かったように思う。聖子さんについてオタッキ−な知識を集めたり、誕生日に生写真をもらって喜ぶというノリが、ちょっと、自分の聖子さんに対する気持ちにそぐわなかった気がする。

 それでも、ファンである以上、ファンクラブだけはやめるべきではなかった。いまでは、強く強くそう思っている。

  

2000年8月2日(水)

 1980円で購入したラジカセで、カセットテープで聖子さんの曲を聞いていると、なんだか中学生のころを思い出す。いまでは、私も聖子さんも年をとってしまった。「星降る夜に」がこんな夜にピッタリ。流れてくる聖子さんの歌声は、今でもデビュー当時と同じ。

 

2000年8月1日(火)

 聖子さんの曲には、解釈の困難な歌詞が多い。私も全曲感想集を書きながらも、「本当にこういう解釈でいいのだろうか」という場面が多かった。そういった疑問点を紹介して、このページを読んでくれるみなさんの意見を聞いてみたいと思っている。

 そういうことで、今回は、「After Blue」を取り上げてみたい。

 まず、この曲が、クリスマスソングであることには、一点の疑問もないだろう。恋人たちがいっせいにデートする冬の日といえば、クリスマスイブしかない。また、曲の最後に静かに流れる鈴の音。それに、聖子さん本人が、「この曲は実はクリスマスソング」とワッツインの連載で言っていた。

 聖子さんの行動を追ってみよう。喫茶店→泣きながら喫茶店を後に→キャンセルの電話→自宅に帰って着替え→パーティにむかう途中、雪の中で立ち止まる

 聖子さんが、喫茶店で何をしていたのか。別れた彼氏がひょっとしたら現れるかもしれないと期待をしながら、別れる前にした約束した待ち合わせの場所にいたというのが一番もっともらしい解釈だろう。そうすると、キャンセルの電話をかけるまでの歌詞が生きてくる。

 問題は、なぜいったん自宅に帰って着替えたのかという点だ。デート用のかわいらしい服から、仲間と騒ぐための普段着に着替えたということだろうか。でも、それでは、「何を着ていこうかなんて 今年は悩まずに済む」という歌詞に合わない。だって、もうすでに、喫茶店に出かける段階で、デート用のかわいい服を着るために悩んでいるはず。仮に喫茶店に行くときに普段着で行ったとしたら、なおさら、自宅にいったん帰って着替える必要もないだろう。

 この矛盾を解決するためのウルトラCとして、1番と2番が実は別のエピソードだったという考え方もできる。「スロープをこえて」「Lucky Gray」のパターンである。でも、この歌は、そういう歌ではないだろう。

※その後考え直してみたら、うまい解釈が見つかったので、また今度書いてみたい

 

2000年7月30日(日)

 全曲感想集の作成がとりあえず完了したので、今日から、聖子さんに対する思いを日記形式でつづることにした。

 今日は時間があったので、聖子さんのアルバム未収録曲を、1本のテープにまとめる作業をした。MDやCD-Rがあればよかったのだが、カセットテープしかない。時代遅れで、少しさみしかった。

 全部で11曲。テープの録音時間は60分。合計時間を計算して、ぴったりテープの録音時間に合わせれば良かったのだが、それも、めんどくさいので、初期の曲から順番に録音していった。

 途中、「二度目の夏」の最後のところで、テープが反転した。曲の途中だが、あまり気にならない箇所だったので、そのまま続行。無事、最後の「エメラルド」まで録音が完了した。

 作業が終わって、テープを聴いてみると、知っている曲ばかりなのに、まるでニューアルバムを手にしたような印象だった。さみしい印象の曲ばかりが並んでいた。ちょっと憂鬱な気分。今夜は気が重くて、よく眠れないかも。

 アルバム未収録曲は、どうしても普段から聞く回数が少なくなるので、今回のテープ作成を契機に、もっと聴きこみたいと思っている。

 

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