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聖子さん日記2004

2004年10月22日(金)

「エロス」

 今日はやや気持ちが沈んでいる。妻に病院まで送ってきてもらって、やっと病院のデイケア(リハビリのためのプログラム)に来ることができた。といっても、タバコをふかしながらウォークマンを聴くのが精一杯。午前中はずっとSEASONを聴いていた。午後からようやく文章を打つことができるようになった。

 2ちゃんねるの佐藤聖子スレが「VOICEがエロい」ということで盛り上がっているようだ。うちのサイトにも「本当にエロいんですか」という書きこみがあった。2ちゃんねるの書きこみを、まともに信じて相談しにくるとは律儀な人だ。まあどんどん書きこみしてくれてうれしいけど。

 書きこみに返信したように、VOICEの歌詞には、裏側にエロスが存在している。そんな歌詞は普通にある。今日、午前中にSEASONを聴いていたら、まだまだある。

 夕映えを追いぬいての歌詞には、「したいことは何だってできるのに」とか「今夜は...」という一節があり、ドライブが終わったあとで、歌詞全体でふたりがラブホテルに行くことを暗示してる。

 水の上のプラネタリウムの歌詞には、「秘密のこの場所をあなただけに見せたかった」という一節があり、これはエロッチックな意味を含んでいる。

 ざっとこんなものだ。真剣に探せば、もっとあるにちがいない。


2004年10月19(火)

「ウォークマン」

 今日は快調。ただし、いまひとつ、何事もおっくうというか、やる気が出ない。台風が近づいて天気が良くないせいかもしれない。

 8月にソニーのネットワークウォークマンを購入した。ソフトに不具合があるのか、私のパソコンとの相性が悪いのか、ときどきOSごとフリーズするという現象に襲われ、録音作業がうまく進まなかった。しかし、トラブルがあった後のアフターサービスは、さすがソニー。どうしても録音できなかったマライア=キャリーのCDを回収していって調べてくれた。ほかのメーカーなら、こんなことは考えられない。いまでは1300曲がウォークマンに録音されている。それでもHDの使用量は1/10だからすごい。13000曲まで録音できるという。

 iPodにしなかったのは、アップルのハードウェアが信頼できないからだ。過去に2台のMacを購入した。ノート型は、すぐトラックボールが不調になったりコネクタが壊れたりで寿命が短かった。デスクトップ型は、冷却ファンがなく、4月から10月までの間、筐体を取り去って冷却しないと熱暴走するというとんでもない機械だった。

 ウォークマンとiPodを聞き比べたことはないが、私はソニーの音質が好きだ。ソニーのビデオデッキやCDウォークマンを初めて手にした時の感動を忘れることができない。

 ネットワークウォークマンのタテヨコの大きさは、タバコの箱と同じくらい。薄さは半分くらい。ズボンのポケットに入れて、どこにでも持ち歩ける。通勤往復3時間の間、心が癒される。

 千曲以上の中から、そのときの気分に合わせた曲を選択できるなんて素晴らしい。今日は森高千里の渡良瀬橋をずっと聴いていた。もちろん聖子さんの曲は全部入っている。これからどんな音楽を聴いていこうか考えただけで楽しい。
 

2004年10月18日(月)

「カラオケ」

 鬱の波はすこし治まってきた。金曜日からずっと元気だ。しかし作業するとすぐ疲れる。

 最近の一番の気晴らしはカラオケ。本当はドライブが趣味なのだが、薬を大量に飲んでいるので、医師から運転を禁止されている。月に1回くらい妻と一緒にカラオケボックスに行く場合が多い。

 私は主に尾崎豊を歌う。聖子さんのファンになるまでは、尾崎のファンだった。尾崎の歌は、1.歌いやすい、2.燃える、3.はじける、という点で良い。最初はのど慣らしに、「僕が僕であるために」を歌う。つぎに「I love you」「Forget-me-not」「路上のルール」などを歌う。のどが慣れてきたら「ふたつの心」「OH MY LITTLE GIRL」を歌う。このへんで今日はいけそうだと思えば「Freeze Moon」でめいいっぱいはじける。つぎは「米軍キャンプ」だろうか。あとは時間が来るまで、そのときの気分で歌う。最後は「シェリー」で締めくくる。

 聖子さんの歌も歌いたいのだが、なかなかうまく歌えない。歌えてもあまり美しくない。だからよっぽど気分がいいときにしか歌わない。「Jasmine」か「空にキスをするように」を歌う。

 そもそも女性歌手の歌は、妻にリクエストして歌ってもらうことにしている。松田聖子さんの「瞳はダイアモンド」とか、GARNET CROWの「夢見たあとで」とかを歌ってもらう。私は大量の精神安定剤のおかげで感情が抑制されているのだが、妻の歌を聴くと、思わず涙が出てしまうから不思議だ。妻の病気からの回復が涙を誘うのだろうか。

 最近は息子が尾崎の歌を覚えてきて「俺はうまく歌えているか」とかつぶやいているから不気味だ。私の希望としては、歌の大好きな娘がいつか佐藤聖子ナンバーを覚えて歌ってくれることを楽しみにしている。


2004年10月15日(金)


「初恋の人」

 昨日の夜から激鬱。気分なおしに文章を打っている。聖子さんにはもう2度と会えないのだろうか。仕方ないことだとは思う。引退したのだから。フラメンコを見に行く気力もない。

 フラメンコを見に行くのは、初恋の人に会いに行くようだ。私は、今から22年前の初恋の人の電話番号を知っている。受話器を取り、ボタンを押せば、すぐつながるはずだ。それでもかける気がしない。もう彼女は別の生活をしているはずだから、邪魔したくない。それに思い出は美しいままにしておきたい。フラメンコを見に行くのは、引退した聖子さんの第二の人生をのぞきに行くようで乗り気がしない。

 でも、西脇唯さんに「歌と踊りをいう新しい形で、またみんなの前に姿を現すはずです」とか言われると、ついつい期待してしまう。われわれ聖子ファンは、この言葉にしばられて、いつまでも幻を追っていなければいけないのだろうか。

 医者からは再三入院を勧められている。しばらくまたネットとはお別れするかもしれない


2004年10月14日(木)

「新人公演」

 また会社を休んでいる。1ヶ月前から、まったく仕事ができない状態。
先週まで、ひたすら眠っていた。今週になって、やっとすこし体が
動くようになった。そこでリハビリとしてホームページの大幅な更新を
してみるつもりだ。

 とりあえず、いちばんの興味は、聖子さんのフラメンコ公演のこと。
二人の聖子さんの姿を、きっちりこの目で確かめるべきだったが、
私は当日とても行けるような状態ではなかった。仮に行ってたとしても、
本当の聖子さんを確認できたかどうかわからない。聖子さんの顔を
もう2年間見てないし、フラメンコ独特の髪型、厚化粧では、見極める
自信がない。

 誰か行った人がいればよいのだが、公演から1ヶ月半たつのに、
何の報告もないということは、もはや情報を得るのは絶望的と言えよう。
残念。

 聖子さんがスペインに留学しているという説は、今回の公演で
ますます怪しくなった。わざわざ新人公演だけのために、スペインから
戻ってくるとは信じられない。スペイン留学は、西脇唯さんと
聖子さんが作り上げたおとぎ話ではないか。

 あるいは、もうすでにスペイン留学から帰ってきた可能性もある。
聖子さんは、いまいったい何をしているのか。それが関心事だ。

 ところで、このホームページも開設から4年経ったので、内容を
より充実させていきたいと思っている。

 ひとつは、聖子さんの昔の活動を詳しくとりあげることが考えられる。
しかし、それについては、いまでもきっちりしたサイトがあるし
(探してみてください)また、聖子さん活動中にしっかりした内容のフ
ァンサイトなどもあったので、それらの人にお任せしたい。

 私のサイトとしては、感想集を増強したい。4年前に書き上げて
そのままにしている。現在の心境と違うこともあるだろう。
やってみないと、できるかどうかわからないが、努力してみたい。


2004年6月12日(土)

「成果」

 このサイトが始まってから4年あまり。振り返ってみれば、数々の成果を挙げてきたと思う。

 最大の成果は、聖子さん最後のライブ開催を、しっかりファンのみんなに広めたこと。ライブ開催の前後の数日間は、カウンターが毎日150ヒットくらい動いていた。サイトを開設した時から、聖子さんのライブを今一度見てみたいと、ずっと願っていた。それが達成できたのだから、所期の目的を十分果たしたと思う。もちろん、ライブが開催できたこと自体は、馬場さんの功績だけれども。

 二番目の成果は、オフラインで、ファンのみんなと再会できたこと。ライブのときに、たった2回顔を合わせただけだが、とてもうれしかった。懐かしい気持ちで一杯だった。また聖子さんのステージがあれば、ぜひお会いしたいものだ。

 三番目の成果としては、オンラインで、ファンのみんなと会えたこと。しかし、これには少し誤算があった。途中で私が躁鬱病にかかったため、メンヘル系のサイトと勘違いされ、精神病の方からの書き込みの割合が増えた。それはそれでかまわないが、あくまでも聖子さんのファンサイトなので、もっと聖子さんに関する話題で盛り上がっていきたいと思っている。

 今後のこのサイトの使命としては、聖子さんの動静をしっかり伝えつつ、ファンの交流を図ることにしたい。


2004年5月29日(土)

「聖子さんは帰ってくるか」
 
 聖子さんは帰ってくるか。もしかしたら帰ってこないかもしれない。
 スペインの男性と結婚して、家庭を築いてしまうのではないだろうか。
 あるいは、ある程度フラメンコが上達したら、スペインに根付いてしまうかもしれない。

 どうなんだろう。聖子さんは、現在でも昔と同様、上昇志向が強そうだ。故郷に帰って錦を飾るのか、それともスペインに留まってフラメンコを極めたいと思うのか。
 それに聖子さんは独身女性。日本には聖子さんの気に入る男性はいなかったが、スペインで素敵な男性が現れたら、さっさと結婚してしまいそうな気もする。

 私の勘では、帰ってこない可能性のほうが多い。

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